近年のインターネット環境は劇的に良くなりましたが、それでも音声が途切れたり、遅れたりすることはあります。

そんな時でも日本語ならこちらの状況や音声の聞こえ方を難なく伝えられるところが、英語となると簡単ではない人も多いのでないでしょうか。
通話トラブル英会話表紙181020
そこで今回は言語交換やオンライン英会話で、通話音声にトラブルが発生した時に使える英会話表現を取り上げたいと思います。

もちろん、ビジネスの現場で、国際電話中に通話が不安定になった時にも使えます!


▲この記事を読み上げた動画版もあります。発音の確認はもちろん、読むのがしんどい人は目を閉じて横になりながら当記事を「聴く」こともできます。

マイク・音の不調

【初級編】とにかくこれだけは覚えよう!

いざ開始。しかし、相手の声が聞こえません。そんな時は:
I can't hear you.
「(あなたの声が) 聞こえません。」

逆に相手にこちらの声が聞こえていない様子。そんな時は: 
Can you hear me?
「(私の声は)聞こえますか?」

インターネットやマイクの接続を一通り確認した後、"Okay, what about now?"=「分かりました、今はどうですか?」と聞かれるかもしれません。その場合、こう答えればバッチリです:
Now I can hear you. 
「聞こえるようになりました。」

【中級編】会話を続けるための表現

会話の最中だというのに相手の声が途切れて肝心な部分が聞き取れなかった!
そんなときは
What was that?
「何て言いましたか?」
これは通話に限らず、直接会っている時にも使えます。

一度繰り返してもらっても聞き取れないとき
What was that again?
「何て言ったかもう一度お願いしていいですか?」
"again"を付け加えるだけで、"一度繰り返してもらいましたが、もう一度お願いできませんか?"のニュアンスを伝えることが出来ます。

相手の声が小さくて聞こえないとき
Could you speak a little louder please?
「もう少し大きな声で話してくれませんか?」

相手が早口でよく聞き取れないとき
Could you speak a little more slowly? 
「もう少しゆっくり話してくれませんか?」

別の言い方として:
Could you speak a little slower?もあります。

聞こえるけど、相手の音量が小さいとき
Could you please turn up your microphone?
「マイクの音量をもう少し上げてくれませんか?」

【上級編】状況を具体的に伝える

ネットの接続があまり良くない状態で通話すると時々音声が途切れます。
そんな時は:
Your voice cut off.
「音声が途切れました。 」
※ここの"cut"は過去形。自動詞「切れる」なので受け身ではなく能動態で使われています。

Your voice cut off. What was that?
というように上記の表現と一緒に使えると良いですね。  

相手が何か操作をした際に突然音声が聞こえなくなった。そんな時は:
Your microphone went off. 
「マイクが切れました。」

他にも:
Your microphone (got) cut off. 
「マイクが切れました。」※"got"はあってもなくてもOKです。
Your microphone isn't working.
「マイクが機能していません。」

という表現も使えます。
※この場面は先ほど紹介した"I can't hear you."でもOKです。

あと音声が途切れ途切れで「こっ..ん...っばん.... わっ....」という感じで音声が聞こえてくることもありますよね。そんな時は: 
You're breaking up.
「音声が途切れ途切れです。」
 
ここまで状況を詳しく説明できるようになれば、オンライン英会話はもちろん、音声通話を使った言語交換でも快適にコミュニケーションが出来るでしょう。

まとめ

本記事では初級から上級に分けて様々な表現を取り上げました。実際に使えるようになるまで、繰り返し音読練習をして身につけて下さい。

実際の場面で使える英語表現を増やして、楽しい英会話&言語交換体験を!

Good luck!! 

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